Sashiki Ue Gusuku
佐敷上グスク
佐敷上グスクは、三山を統一した尚巴志ゆかりの丘上の史跡で、つきしろの宮が建ち、中城湾や久高島を望みます。

佐敷上グスクは、佐敷の丘陵の上にあるグスクの跡で、南城市の史跡に指定されています。ほかのグスクに見られるような高い石積みの城壁はなく、丘そのものが城であった場所です。発掘調査では、斜面の崩れを防ぐための石列が見つかっていますが、壮大な城壁は確認されていません。高台からは中城湾や勝連半島が広がり、遠くに久高島を望むこともできます。
南城市の解説では、琉球を一つにまとめた尚巴志と、その父・尚思紹の居城として紹介されています。尚巴志は、ここを拠点に島添大里グスクを攻略し、やがて琉球の三つの勢力を一つにまとめる三山統一へと進んだとされています。歴史のはじまりの舞台でありながら、いまは静かな丘として残されています。東御廻りの巡拝地の一つでもあり、王家ゆかりの土地として大切にされてきました。
丘の上には、尚巴志の五百年祭を機に建てられた「つきしろの宮」があり、王家に連なる人々が合祀されています。参拝の場ですので、静かに手を合わせる方に配慮してください。石垣の迫力を求めて訪れると、少し拍子抜けするかもしれません。この場所の見どころは、石ではなく見晴らしにあります。
見晴らしの良い丘から海と島を眺めていると、若き尚巴志がここから何を見ていたのかを、想像したくなります。歴史の起点となった風景を、静かに受け取ってみてください。
基本情報
| 所在地 | 沖縄県南城市佐敷字佐敷1155 |
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2026-07-07 確認。営業時間・料金などの最新情報は公式の窓口でご確認ください。
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