Teda Ukka
テダ御川
テダ御川は、知念の海岸にある泉で、琉球国王が久高島参拝の際に休息し、航海の無事を祈ったと伝えられる東御廻りの拝所です。

テダ御川は、知念地区の海岸にある泉です。「テダ」は沖縄の方言で太陽を意味します。水、海、太陽、そして久高島への道筋。ただの海岸ではなく、移動と祈りが結びついた地点として大切にされてきました。海のそばに立つと、この場所が果たしてきた役割が少しずつ見えてきます。
伝えられるところによると、琉球国王が久高島へ参拝に向かう際、この場所で水をいただいて休息し、海上の無事を祈ったとされます。首里から東の聖地をめぐる巡拝「東御廻り」の拝所のひとつとして、長く人々から崇められてきました。伝承は伝承として、そのように語り継がれてきた場所として受け取りたいところです。
かつては豊かな水が湧いていましたが、昭和初期、近隣の採石により泉は枯れました。それでも、ここが東御廻りの拝所であることは変わらず、いまも祈りに訪れる人の姿があります。
知念岬公園や斎場御嶽、久高島への旅とつながる位置にあります。ただし、すべてを一日に詰め込む必要はありません。海の前で一度立ち止まる。それだけでも、南城の祈りの地図が少し見えてきます。訪れる時間や海の様子は日によって変わるため、無理のない旅程で向かってください。
テダ御川は、いまも祈りが続く静かな聖地です。大人数で長く滞在せず、拝所や香炉を撮影の対象として扱わないでください。供物や石には触れず、周辺の生活道路や駐車にも配慮しましょう。現地に案内表示がある場合は、その境界を優先してください。
基本情報
| 所在地 | 沖縄県南城市知念知名1172 |
|---|
2026-07-07 確認。営業時間・料金などの最新情報は公式の窓口でご確認ください。
RELATED 斎場御嶽 久高島 玉城城跡 聖地と祈りのスポット一覧


