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Chinen Castle Ruins

知念城跡

知念城跡は、古城と新城という二つの時代の石積みが隣り合う国指定史跡のグスクで、城内に東御廻りの拝所・友利御嶽を伴います。

知念城跡
出典元:南城市公式サイト

知念城跡は、知念の高台にあるグスク(城)の跡で、国の史跡に指定されています。東側の古城(クーグスク)と西側の新城(ミーグスク)という、二つの時代の石積みが隣り合う城です。古城は自然の石を積み上げた素朴な野面積み、新城は切り出した石を整えて積んだ石積みで、二つのアーチ門が残ります。切石のアーチをくぐり、野面積みの石垣を抜けると、視界の先に海が広がります。

南城市の解説では、知念按司の居城と伝えられています。史実としては、十八世紀の尚敬王の時代に大きく修理され、一七六一年から一九〇三年までは知念間切の番所、いまでいう役所が置かれていました。古い歌集『おもろさうし』にもうたわれた霊場でもあります。城と役所と祈りの場が、長い時間のなかで一つの場所に重なってきました。

城内には、いまも人々が祈りを捧げる拝所があります。友利御嶽(ともりのうたき)は東御廻りの巡拝地の一つで、国王や聞得大君が参詣したと伝えられ、久高島を遙かに拝む場所も設けられています。石垣や門を見学するときは、これらが今も生きた祈りの場であることに配慮し、静かに歩いてください。

積み方の違う石が、二つの時代を静かに語ります。石垣を足元からたどり、門の先にひらける海を眺めると、この城が歩んできた長い時間を、目と足の両方で感じられます。

基本情報

所在地沖縄県南城市知念字知念
電話098-917-5374

2026-07-07 確認。営業時間・料金などの最新情報は公式の窓口でご確認ください。

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